【Vibe Codingその7】AIに一気に作らせない。CodexにIssueを23枚作らせて、1枚ずつ実装した話
はじめに:AIに1回で全部作らせると、だいたい崩れる
Vibe Codingを始める前から、「AIに一発で全部作らせようとすると、うまくいかないことが多い」とよく聞いていました。
たしかに、規模が大きいほど
- 途中で仕様がズレる
- UIはできるのに導線がない
- データが繋がらない
- 直そうとして別のところが壊れる
みたいなことが起きがちです。
なので今回は最初から方針を決めました。
細かなステップバイステップにして、1ステップ=1Issue
それを順番に実装して積み上げる
これまでの記事(その1〜その6)
- その1:https://comp.make-all.net/vibe_coding_01
- その2:https://comp.make-all.net/vibe_coding_02
- その3:https://comp.make-all.net/vibe_coding_03
- その4:https://comp.make-all.net/vibe_coding_04
- その5:https://comp.make-all.net/vibe_coding_05
- その6:https://comp.make-all.net/vibe_coding_06
今回やったこと:Issue作成も登録もCodexに丸投げした
今回の運用はかなり割り切っています。
- Issueリストの作成自体をCodexに丸投げ
- 結果、Issueは 合計23個 になった
- さらに、作ったIssueをGitHubへ登録する方法もCodexに提案してもらった
- Git Bash(ターミナル)でコマンドを実行して、一括でIssue登録できた
「Issueを手で作る」のが地味に面倒なので、ここを自動化できたのはかなり助かりました。
Issueが23個になった理由:実装を“工程”に分けたから
Issueは「やることリスト」でもありますが、もっと大事なのは AIに渡す作業単位 になることです。
- 1Issueが大きすぎる → AIが迷子になる
- 1Issueが小さすぎる → 管理コストが増える
今回は、まず「工程(フェーズ)」で大枠を作ってから、フェーズ内をIssueに割った形になりました。
Phase 1〜7:23Issueを7フェーズに分割(全体像)
Codexが作ったフェーズは次の7つです。
## Phase 1: 基盤構築
## Phase 2: ポートフォリオ管理(最優先機能)
## Phase 3: フロントエンド(ダッシュボード)
## Phase 4: AI連携・エクスポート
## Phase 5: 売買シグナル管理
## Phase 6: iDeCOスイッチング
## Phase 7: 通知連携
ざっくり意図(この並びが良い)
- Phase1(基盤):最初に土台を固める
- Phase2(最優先):ポートフォリオ管理に集中する
- Phase3(UI):ダッシュボードで“動いて見える”を早めに作る
- Phase4(出力):AI分析CSVなど、価値の高いエクスポート機能
- Phase5〜7:売買シグナル/iDeCO/通知(拡張要素)
この順番にしておくと、途中で止まっても「最低限の形」が残りやすいです。
GitHub Issueへの登録:Git Bashで自動登録できた
Issue作成で意外とハマるのが「GitHubに登録する作業」です。
今回はここもCodexに提案してもらい、Git Bashからコマンドを打って 自動的にGitHubへIssue登録しました。
実装の進め方:1IssueずつCodexに投げる
ここからが本題。
- 「Issue番号1を実装して」
- 「Issue番号2を実装して」
- …という形で、順番に進めました
“全部一気に作って”ではなく、Issueを仕様としてAIに渡すイメージです。
このやり方のメリット
- 何を作っているかが明確
- 途中で失敗しても切り戻しが楽
- 1個ずつ動作確認できる
- 記録が残る(Issue=開発ログ)
ここまでの感触:Issue駆動はVibe Codingに合う
今回の時点で感じたことはシンプルで、
Vibe Codingは「Issue駆動」にすると安定する
です。
AIの出力の揺れを完全に止めることはできないので、
「揺れても壊れにくい進め方」に寄せるのが良い。
次回(その8)予告:動いた。でも使えない。UIの導線が崩壊していた
このあと、Issue 1〜23を一通り実装し、ローカルでHTMLサーバーを立ち上げてブラウザで確認しました。
見た目はシンプルで、デザインも気に入った。
でも、
- 「設定」ボタンが押せない
- 銘柄を追加する導線が直感的じゃない
- データがサンプルのままで、実運用には足りない
という課題が見えてきました。
次回は「動いたけど使えない」をどう直すか、UI導線とデータ投入の話を書きます。

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