機械学習の参考書: 現場で使える! TensorFlow開発入門~Kerasによる深層学習モデル構築手法
『現場で使える! TensorFlow開発入門~Kerasによる深層学習モデル構築手法』太田満久、須藤広大、黒澤匠雅、小田大輔著 翔泳社
カテゴリ | おすすめ度 |
A 機械学習の本 | ○: 手っ取り早く体験できる |
概要
この本は、機械学習の理論の説明は少ないので、
- 機械学習やディープラーニングの理論は後回しで、機械学習による画像処理を試してみたい
- 理論はもう知っているので、TensorFlowやKerasライブラリを使ってみたい
という人向けの本です。
基本編(1~7章)では、非常にあっさりした機械学習の理論と、PythonやTensorFlowとKerasライブラリの使い方の紹介があります。
応用編(8~12章)では、附属のPythonのサンプルコードで以下の画像処理ができます。
ノイズ除去(画像内のノイズを除去する)
自動着色(グレー画像に着色する)
超解像(ぼやけた画像をクッキリさせる)
画風変換(写真を油絵風にするとか)
画像生成
章立て
- 機械学習ライブラリTensorFlowとKeras
- 開発環境を構築する
- 簡単なサンプルで学ぶTensorFlowの基本
- ニューラルネットワークとKeras
- KerasによるCNNの実装
- 学習済みモデルの活用
- よく使うKerasの機能
- CAEを使ったノイズ除去
- 自動着色
- 超解像
- 画風変換
- 画像生成
- Appendix
いいと思ったところ
- Pythonコードですぐにいろいろな画像処理を試してみることができる
改善してほしいところ
- パーセプトロンは説明されているが、ニューラルネットワークは出てこないので説明して欲しい
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